海外通販と個人輸入

時々海外のウェブショップで買い物をすることがあります。
全然知らないものを海外通販で購入することはほとんどないのですが、既に使っているものでちょっと買い足したいなという場合に、ネットで価格を調べていると海外のほうがかなり安いケースが結構あります。そうした場合には海外通販の利用を検討すると良いかもしれません。

海外通販でのトラブル

海外通販ですが時々ですが間違った商品が届くことがあります。あと日本とは違って注文したけど欠品のケースで色違いにするかキャンセルするかって話になることは結構多いです。最悪なのは商品が届かない、金額が違っているってケースですね。私の場合は、10年くらいではありますが、VAT(付加価値税)を含んだ料金を請求されたことはありますが、商品が届かなかったことはまだありません。

ちなみに、間違ってたり瑕疵がある商品が入っていると、返品に関する連絡や関税がかかったものだと税関での手続きや返送作業を自分でやらないといけないので、そんな手続きなんて苦にならないって人でないと嫌な思いをする可能性もあります。

税関の手続きですが、近くの税関まで行く必要があるし、外国語の書類だと日本語に翻訳しないといけない場合もあるので面倒。

ショップとのやりとりですが、最近はネットで調べたりグーグルの翻訳機能を使えばそのあたりは比較的簡単にできるといえばできますし、海外通販ですが語学力はそんなに必要ありません。なのでちゃんとしたコミュニケーションが取れる人だとこのあたりはあまり心配しなくてもよさそうな感じがします。

あたりまえですが、ちゃんと購入するサイトの返送に関する規約などをきちんと理解しないといけないし、レスポンスも店によって違います。規約を読んだり相手とのやりとりの手間がかかってもそんなに気にしないという人でないとストレスに感じると思います。

海外通販を利用したほうが有利なケース

勿論、海外通販といっても様々なショップがあるし、それなりに定評のある信頼できるサイトから定評のある商品を購入ことが大切です。

単価の安いもの、高額品には個人輸入は向かない

あまりにも単価の安い商品だと送料を考える日本で購入する方が安い場合が多くなるし、高額になるとトラブルになった場合の損失が大きくなるので、利用するのは数万円程度の場合が多いです。別に上限をいくらとかって決めてるわけじゃないけど、最悪届かなくても諦めることができる額かどうかというのが私の中での基準になっています。

個人輸入することで日本での定価より6~7割以上安く買える場合も

価格差が日本の定価から6~7割引以上の安価なケース(海外のショップでセールの場合はこれくらいの価格差になることも結構ありました。)で利用することが多いです。2,3割くらい安価な場合だと送料を加えるとあまり変わらなかったりしますしね。

具体的には5万円くらいのものが1万円台で購入できるみたいなケースです。衣料品のようにセールで安くなる商品だと定価5万円だとセールだと3万円くらいになるので実質1万円ちょっと節約できるくらい。なのでそうしたことも考えながら、実質的にどれくらい安くなるかってことと手間を天秤にかけながら良さそうな場合は利用します。

無駄な買い物を避けるために

安いと無駄に多く購入することになり結局無駄な買い物をしているって感じたこともあり、最近は無駄に不要なものを買わないようにしています。商品1つあたりに送料を考えるとたくさん購入したほうが安いのでついつい無駄な買い物をしやすいということあらかじめ意識してないと駄目だなぁと思ったこともありました。

為替とインフレ率

昔、1ドル70円台後半だったときとかは、結構、アメリカの百貨店サイトなどから購入してたこともあったけど、最近は1ドル110円前後だしインフレ率が違うためか年々単価が上がっているので、最近はあまり海外通販でものを買うことも少なくなりました

海外通販ですが利用頻度としては最近は円安だし年に数回あるかないかみたいな感じかな。

利用していたサイトなど

昔、良く見ていたサイトは、ニーマン・マーカス、バーグドルフグッドマン、ハロッズなどが多いですね。あとはアマゾン。

ちなみにニーマンマーカスとかバーグドルフグッドマンは電話で日本語で注文できたりしていましたが、今だとネットで登録して注文するみたいな感じになっています。アマゾンですが日本で購入すると高い書籍なんかを時々購入していましたが、これも為替レートの問題であまり買わなくなったなぁ。それとアマゾンは最近は日本発送ができない商品が10年前と比べるとかなり増えているような印象を受けました。

海外通販での決済

支払いですがpaypalが使えるならpaypalを使っています。paypalは問い合わせが日本語でできますが、対応する人が外国人かつレベルも高いわけではなく、やりとりが前に進まないこともあります。

paypalですが日本円での支払いもできますが手数料がかなり割高なので外貨建てで決済しクレジットカード会社の定めるレートで払ったほうが得というケースが多いです。ちなみにクレジットカード会社のレートは例えばVISAならExchange RateVisa で調べることができます。レートと手数料を入れると支払額がわかります。換算レートは日々のレートと完全にはリンクされていません。例えば、円が暴騰した場合にそれが反映されるまでに数日かかるなど、少し調べると傾向みたいなものがわかるので、面倒でなければ調べてみると良いかもしれません。

個人輸入と法令

海外通販ですが輸入禁止であったり制約があったりするものもあるので、利用するにあたってはそのあたりも良く調べる必要があります。トラブルにならないように関連する法令には目を通しておく必要があります。

財務省の関税率がのってるサイトに税率と類注が掲載されていて、税率の一番右側の他法令の欄に関連法令が記載されているので、最低限このあたりを理解してから購入するのが無難です。

個人輸入と関税 簡易税率について

関税ですが海外から商品を輸入する場合、個人使用の品物または贈り物であっても、原則としてその商品に対して関税が課されることとなりますが、一般貨物または郵便小包を利用した場合で、課税価格の合計額が20万円以下の場合には、一般の関税率とは別に定められた簡易税率が適用されることになります。
税関のサイトに詳しい記載があるので、こちらも購入前に調べておく必要があります。

配送業者

UPS、DHL、Fedex、ロイヤルメールなど。
ロイヤルメールは郵便局、UPSやDHL、FedExは日本の配送業者に委託しているようです。DHLが手数料が高く1000円くらい。一番安いのが郵便局経由で200円。

並行輸入品を扱うショップ

正規代理店以外のお店で扱われている商品のこと。平行輸入品などを扱うお店が楽天などで検索するとたくさん出てきます。そうしたお店を利用する場合は、もともとの商品、輸入ルート、購入する店舗すべてが信頼に値するかどうかを判断する必要があるので、私の場合ですが利用することは基本ありません(自分で購入したほうが安い場合が多いですしね。)。

問題外ではあるのですが詐欺サイトみたいなものも結構最近は多いですよね。銀行振り込みしか駄目で誤字脱字や日本語が変だったり、それに所在地を検索すると変な場所だったり。買い物だけではなく日常生活全般に言えることですが、変だと感じたら関わらないのが基本です。

個人輸入を使用したきっかけなど

いろいろ書きましたが、お金に余裕があれば別に利用しなくても良いし、日本で買えないものなんてほとんどないのですが、あまりにも利益を上乗せしている商品を買うのは、そもそも安く提供できるものをそのものの値打ちとは関係なく高額に販売しているわけで、そんなものを購入するのは正直あまり気持ちの良いものではありません。価格を調べていると時々そういう商品があって、たまたまそれが欲しい商品だったこともあったのが個人輸入を始めたきかっかけです。

参考

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