地震ハザードカルテやハザードマップ、巨大地震の被害想定で災害に正しく備える

これまで非常食や防災グッズについて紹介してきました。

災害に対する備えを考える場合、「震度7の地震きたらどうしよう」とか「津波がきたらどこに逃げようか」なんてことを想像したりするわけですが、もう少し具体的に〇〇断層がずれると、自分の生活エリアだと震度〇〇くらいで、地盤沈下、津波による浸水、土砂崩れなどのリスクがどのくらいあるのかといったことまで考えておくと良いですし、最近ではネットで簡単に調べることもできます。

自宅のある場所の地盤が地震に強いのかそれとも弱いのか、といった具体的な情報を把握しておくと、非常食の準備や災害対策用品を過不足なく準備することができます。

リスクがないのに必要以上の準備をしてもお金が勿体ないですし、逆にリスクが高いのに準備をしていないといざというときに困ります。

それにやや長期的な視点に立てば住む地域を見直したほうが良い可能性もあるわけで、正しい情報をきちんと入手して分析するってことをやっているかやっていないかで、災害が発生したときに差がでてくると思います

今回は災害に備えて最低限どんな情報を集めれば良いのかということを紹介したいと思います。

情報は集めたり分析しようと思えばいくらでも労力をかけられると思うのですが、私自身もそうなんだけど、難しくてよくわからないところがあったり、面倒だったりするわけで、なるべく効率的かつ最低限の労力で備えたいなと考えています。

災害対策に関する記事

これまでに非常食や防災対策用品についてまとめた記事です。
こちらももしよければご覧ください。


地震ハザードカルテ

地震ハザードカルテ(国立研究開発法人 防災科学技術研究所ウェブサイト)とは、各地点の地震ハザード情報をまとめたもので、地図から自分の住んでいる地域をプロットしてカルテの作成ボタンを押すと「地震ハザードカルテ」が作成されます。ポップアップを許可していない場合はブロックされてしまうので解除してから作成してください。

カルテでは、標高、メッシュ内人口、震度5弱/6弱以上となる確率、表層地盤のゆれやすさなんかが表示されます。
地震ハザードカルテの見方(国立研究開発法人 防災科学技術研究所ウェブサイト)にカルテの見方が書かれています。

ゆれやすさマップ

内閣府は地震発生時の「表層地盤のゆれやすさ全国マップ」を公表しています。
ゆれやすさは7段階に色分けされています。震源からの距離が同じ場合でも「ゆれやすさ」の違いにより、最もゆれやすい地域と最もゆれにくい地域ではゆれに差が生じます。
自宅だったり、今後自宅の土地の取得を検討している場合はその場所ががゆれやすい場所なのか、ゆれにくい場所なのか知っておくことが大切です。

ゆれやすさマップですが、内閣府の各自治体防災情報(内閣府ウェブサイト)に掲載されています。

(参考)
表層地盤増幅率と揺れやすさの関係について教えてください(国立研究開発法人 防災科学技術研究所ウェブサイト)

洪水・土砂災害・津波に関するハザードマップは国土交通省ハザードマップポータルサイト(国土交通省ウェブサイト)で確認することができます。

アクセスが多いと動作が不安定になるようです。
そうした場合は、自治体のサイトでも確認できると思うのでそっちで確認すれば良いと思います。

南海トラフ巨大地震の被害想定

被害想定を確認する。
例えばですが、南海トラフ巨大地震だと内閣府に「南海トラフ巨大地震の被害想定(第二次報告)について」(内閣府ウェブサイト)に被害の様相や定量的な被害量が掲載されているので参考にしてみると良いと思います。

定量的な被害量(都府県別の被害)には、ライフラインの被害について、例えば断水人口であれば被災直後、1日後、1週間後、1か月後それぞれについての断水率が掲載されているので、読んでおくと自分の住んでいる地域がどういう状況になるのか想像しやすいと思います。

防災では想像力が重要

防災で重要なのは想像力と情報です。
必要な情報を集めて、実際に災害が起きたらどうなるか想像してみることが大切です。
これまでに起こった災害、例えば東日本大震災で人々がどういう風に行動したのか、どうすればよかったのか見たいな記事やレポートがネットにはたくさん掲載されています。

そういったものを見ながら、どうすれば災害時に少しでも快適に生活できるのかを考えて準備をしておくことが大切なのではないでしょうか。