フロリハナ(Florihana) ローズウッドの精油(エッセンシャルオイル)

精油(エッセンシャルオイル)は、水蒸気蒸留法や直接蒸留法などによって植物の有効成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質を抽出したものです。

公益社団法人日本アロマ環境協会(以下AEAJ) による精油の定義では、
精油(エッセンシャルオイル)は、植物の花、葉、果皮、果実、心材、根、種子、樹皮、樹脂などから抽出した天然の素材で、有効成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質である。各植物によって特有の香りと機能を持ち、アロマテラピーの基本となるものである。(AEAJより引用)
とされています。

嗅覚の仕組み

においの識別は嗅覚野でおこなわれます。
空気中の揮発性分子が鼻腔の奥にある嗅細胞にある嗅覚受容体に結合して感知されることで電気信号が発生し嗅神経を伝わり、嗅球さらに前梨状皮質、扁桃体、視床下部、大脳皮質嗅覚(眼窩前頭皮質)などに伝わり、色々な情報処理をされることで臭いとして認識されます。

においとして感知できる揮発性分子の数は動物によって異っていて、嗅覚が退化したといわれている人間でも1万種類くらいは識別できるといわれています。

ざっとした説明はこれくらい。もう少し詳しく知りたい場合は下部リンク先のサイトなどをご覧ください。

精油の選び方

好みの香りのものを選べば良いのですが、精油は心と身体にさまざまな作用をもたらすといわれているので、効能を調べてみると良いです。別に何かの効果を期待するってわけではないけど、期待する作用の反対の作用があるって場合はあまり使いたくないなって思っています。

抽出部分、産地によって性質が異なりますし、抽出方により精油の成分が変化する場合もあるので製品情報を注意深く見ておかないと失敗します。

品質にも注意を払う必要があって、不純品や混合品を避けるためどこの誰がどうやって作ってるのかといったことや製品の認証制度があるなら認証をとってるものを選ぶようにするなどして、農薬や類似の合成成分がはいっている粗悪品を選ばないように気をつけてください。
また、保管方法ですが酸素、熱、光により精油が劣化する場合があるので、冷暗所で適切に保管する必要があります。

私が使っている精油(エッセンシャルオイル)

フロリハナの精油(エッセンシャルオイル)を使っています。
フロリハナ蒸留所はフランスのグラース市郊外のコーソ-ル高原にあります。10ヘクタールの有機農場を所有していて、そこでラベンダーなどの芳香植物を栽培をしています。また、周辺の約1000ヘクタールの高原で野生の芳香植物ラベンダ-、タイム、セイボリ-などを採集をしていて、国際基準に適応した製品を生産しています。

フロリハナで扱われている精油(エッセンシャルオイル)の数は非常に多いです。
その中で選んだのは、
  • ローズウッド
  • ラベンダー
  • オレンジ
元々、香りが気に入っているローズウッドのほか定番のラベンダーやオレンジを選びました。ローズウッドですが、最近はオーガニックになったようです。そのためか値段も大分改定されているようで、価格は5gのビンが2376円、15 gのビンが6156円です。
私が使っているのはオーガニックではない古いタイプ。15gで2000円台。

florihana BOIS DE ROSE ROSEWOOD
フロリハナ BOIS DE ROSE ROSEWOOD

参考