生活の中でリネンが活躍できる場面はたくさんあります。
・キッチンタオル
・ハンカチ
・ベッドリネン全般
・クッションカバー
・ブラウス、スカート、ジャケット
など。
リネンの長所、短所は「ベッドリネン ピロケースの選び方 帝国繊維とAlexandre-Turpaultのリネンのピロケース」で書いたとおり。
ただ、リネンの方が得意な分野でも日本ではコットンが良く使われています。
なので、リネンに関する情報も購入できる場所も少ないなと感じています。
「ネット通販で買えば?」とよく言われるけど、初めて購入するときはやっぱり肌ざわりを確かめてみたいしって思いますし、糸の番手や生地の重量すらわからない商品も結構あったりして、そうすると選びようがなかったりもします。
ということで、いまだにリネンの製品は上手に選ぶことができていないのですが、これからも少しずついろいろ情報を集めて整理していきたいなって思っています。
上であげた中で、リネン良さを実感できるものとしてお勧めなのはハンカチ。
吸湿性、速乾性に優れているリネンの良さを手軽に味わうことができます。
私の周りのリネン製品の紹介
ハンカチ
リネンの良さを簡単に楽しむことができます。サラサラとした感触、吸水性もあって拭いた後も手が湿らないので、タオルハンカチよりはずっと使い心地が良いと思っています。綿よりも雑菌が繁殖しにくい。ベッドリネン
ピロケースにリネンを使ってるって記事を以前に書きましたが、デュペカバー、フラットシーツ、ボックスシーツもリネンです。選ぶときに力点を置いているのは重さ。羽毛布団を使っているのでなるべく軽めの生地を使いたいっていうのがその理由。
布団屋さんで寝具を買うときに購入したものが1セットとAlexandre-Turpaultのものが1セットあります。どちらも140g/㎡くらいです。リネンにしては滑らかでほこりもほとんどでません。しかも薄手の生地なので洗濯してもすぐに乾きます。ただ信じられないくらい高いです。計2セットしかないのですが、それでも安いものをたくさん買うよりはずっといいと思っています。
これまで買った中で失敗だったのが大手スーパーとネットショップで購入したフレンチリネンを使ったボックスシーツ。購入したのは7,8年前くらい。1万円くらいだったと思うんだけど、一晩で繊維の屑(ほこり)が部屋の隅に積もってしまうくらいの品質でした。流石に1年くらい使うとマシになったけど、それからは品質をもう少し重視するようになりました。
クッションカバー
250~300g/㎡くらいの中厚の生地。染めていないそのままのリネンの生地を使った自作クッションカバーが我が家にはいくつかあります。さらっとした清潔感のある肌ざわりでべとつかないところが良い。リネンの場合、生地の幅も様々。どうやったら効率よく生地を使うことができるのか考えながら生地を選ぶことも少し考えたほうが良さそうです。
生地は洗濯したら少し縮みます。一晩、水に漬けておいて、乾燥させてそれから使うと縮んでしまって失敗なんてことを防げます。糊も落ちるし一石二鳥です。