合い掛けの羽毛布団
春や秋には合い掛けの羽毛布団布団が活躍します。羽毛布団というと、冬に使うイメージがありますよね。
羽毛の充填量がシングルで1.2kg前後の冬用の羽毛布団は11月~4月にかけて活躍します。
一方、合い掛け布団は春や秋の少し肌寒いなって時期に主に活躍する羽毛布団です。もちろん気温によって使える時期は前後します。
羽毛の充填量は300g~400gくらい。ふわっと軽い羽毛布団で、羽毛布団の特徴がとてもよくあらわれている使い勝手の良い布団です。
そんなに羽毛を充填しないので、高価なランクの羽毛を使ったり、高番手の軽い側地を使ったりしていても意外と安価に購入することができます。
1つしかないものを汎用的に使うって考えは悪いとは思わないけど適材適所で使い勝手の良いものを使う生活のほうが快適です。最近流行の「少ないほど豊か」的な思想人だと不要なものかもしれないし、私は快適なほうが良いと思うタイプなので、そのあたりは好みなのかな。
春や秋に冬用の羽毛布団を使うデメリット
保温性が高すぎると暑いです。10月に冬用の羽毛布団を使うと保温性の高さからたくさん汗をかいてしまって、風邪をひいたり、体調が悪くなったり、途中覚醒することもあります。季節に合わせたものを使うのが良いのではないでしょうか。一年中空調の効いた部屋にいるって場合、この合い掛けの羽毛布団だけでもOKだったりします。それなりのランクのホテルで使っている羽毛布団は大抵このタイプかもう少し薄手のタイプ。普通に家で使っているような布団がある程度ランクのホテルに置いてあったって経験をした人はいないのではないでしょうか。
軽い羽毛布団を使ったほうが熟睡できますし何より気持ちが良いです。
布団は重いほうがいいっていう人もいますが、使ってみるとやっぱり合い掛けのほうがいいってこと気付きます。変な先入観をもっていても使ってみるとやっぱりいいよねってことも結構あったりします。
私の使っている羽毛布団。ダウンパワーが約440のポーランドのポメラニア地方のグースの羽毛を400g弱使っていて、側地も70g/㎡台の平織のものですが、5万5千円くらいでした。かなり安かったです。
この布団と布団用に作ってもらった140g/㎡のリネンのカバーを組み合わせて使ってるんだけどとても気に入っています。
参考記事
羽毛布団全般の選び方、使っているデュペカバーについて紹介していますので是非ご覧ください。- 羽毛布団の選び方 ポーランド産グースの羽毛布団を購入したときの話
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